Macに拡張子の部分以外にピリオドを含む添付ファイルを送ってはならない
本日、『H25.11.20なになに.pdf』(なになにの部分は伏せ字です。)なるファイル名を持つファイルがメールに添付されて送られてきた。
このメールをMac(Mac OS X Mavericks)のMail.appで参照すると、ファイル名が『H25.11.20なになに』になっていた。つまり拡張子のpdfが消えていた。
私はメールをIMAPで受信しているので、このメールをJust System社のShuriken2010で参照してみたところ添付ファイルのファイル名は正しく『H25.11.20なになに.pdf』となっていた。
どうもMacのMail.appはファイル名の途中にピリオドを含む添付ファイルの場合、拡張子の部分を削除してしまうようだ。おそらくバグだろう。
さらに困るのが、メールをファイルとして保存したとき、拡張子の部分に関連した情報が欠落してしまっている可能性があること。
本メールをMail.appとShuriken2010でファイルとして保存し、ファイルサイズを比較すると、
Mail.app ... 117.602バイト
Shuriken2010 ... 117.740バイト
となっており、あきらかに情報の欠落がある。
ちなみに、添付ファイルが無いメールや、添付ファイルがあっても今回のように拡張子の部分が削除されないメールの場合はファイルサイズは同じだった。(全てのメールでチェックした訳ではないが...)
Mail.app (117.602バイト)のメールをファイル共有でWindows上に転送し、Shuriken2010で開くと添付ファイルの拡張子のpdfが消えていた。このことからMail.appでファイルとして保存した時点で拡張子の情報が欠落してしまっているのだと思われる。
面白いのは、Shuriken2010 (117.740バイト)のファイルをファイル共有でMacに転送し、Mail.appで開くと拡張子pdfは残っていること。ということは、拡張子の情報が落ちるのは、メールサーバからメールを受信するとき(?)
なお、ファイル共有でMacに転送されたメールファイルのサイズは119,823バイトに増えていた。増加分はMacのファイルシステムの特徴であるEA属性が付いたためだろう。